これを見れば、転職タイミングについての事が分かるでしょう。 「売上のノルマが厳しい」と言われている自動車業界で、メキメキと契約数を稼ぎ、すぐに支店内の営業成績トップにまで登りつめました。M君は、私たち従兄弟や親戚の大人たちにも、「自社の車を買ってほしい」と営業をしてきたことがなかったので、営業成績がトップだと聞いて、従兄弟としてはとても誇らしかったです。
私の中学の同級生の男の子の中には、M君とは違う自動車会社でしたが、卒業アルバムなどから住所を調べて、学校中の人たちにセールスようのDM(ダイレクトメール)を送ってくる子もいたので、そういうことをしなくても、トップセールスマンになれるM君は、営業マンとしてもとても優秀なのだと、感心したりもしました。私とM君は従兄弟の中で、唯一同じ学年なこともあり、高校や大学受験、就職活動などのタイミングがいつも同じで、お互いに何かと相談しあうことが多かったのですが、大学卒業後もフラフラしている私とは違って、社会人としても順風満帆そうに見えていたM君。
M君が転職を考えるようになったキッカケは、色々あったようなのですが、ひとつには、毎日毎日、「今日は何台売れたか?契約できたか?」ばかりを問われ、売上のみが評価の優劣となる環境が、イヤだったようです。どの企業でも、営業職の人は、売上目標を達成してこそ価値があり、そこが最大の評価対象になるのは当たり前ですし、M君も売上目標を大幅に達成していたからこそ、同期の何倍も多額のボーナスをもらっていたようだったので、営業という仕事を楽しんでいるのだと思っていました。